気になる!【そばかす】とは?原因は遺伝?シミとの違いは?改善方法は?

気になる!【そばかす】とは?原因は遺伝?シミとの違いは?改善方法は?

この記事はこんな方におすすめ!

・そばかすについて詳しく知りたい

・そばかすを改善する方法が知りたい

・何か斑点(はんてん)ができたが、シミなのかそばかすなのか分からない

鏡を見る度にそばかすが気になる…

これってそばかす?シミ?

母もそばかすがあったし、遺伝だから仕方ないのかな…

この記事はそばかすに悩む人に読んで欲しい記事です。

顔に小さな斑点(はんてん)がひろがっていると、お化粧に時間がかかりますし、スッピンにもなりたくないですよね。

ここでは、そばかすの原因やシミとの違い・改善方法を分かりやすく説明していきますね。

そもそも「そばかす」とは?

「そばかす」とは、シミの一種です。

鼻のまわりや目の下・頬にかけて広がります。

人によっては、顔だけでなく、首からデコルテや胸元・腕、背中に現れます。

そばかすというと、上記の写真のように外国人の特に若い女の子にできているイメージですよね。

そのイメージの通り、そばかすは若い女性にできやすいのです。

実は、そばかすの原因について詳細は分かっていないのですが、「遺伝が大きい」「色白な人(白人)ができやすい」と考えられています。

成長とともに量は増え、思春期をさかいにその後だんだんと薄くなっていきますがこれも個人差があります。

一概に言えることは、完全にそばかすが消滅するということはないということです。

ひとつひとつは1〜4mmと細かい斑点(はんてん)ですが、広範囲に散らばるのが特徴的です。

雀(スズメ)の卵の模様に似ているため「雀卵斑(じゃくらんはん)」、夏に色濃くなるため「夏日斑(かじつはん)」とも呼ばれます。

そばかすとシミの違いは?

では、そばかすとシミはどう違うのでしょうか。

そばかすとシミの違いは、

・いつ頃(何歳で)発生したのか?

・斑点(はんてん)の色や大きさ

・どこにできたか

で判断しましょう。

そばかすは、

  • 幼少期(5〜6歳)にでき、10代の思春期にかけて濃くなって多く見られるようになり、歳を重ねると薄くなっていく
  • 薄い茶色や黒みがかった茶色の細かい斑点(はんてん)
  • 斑点(はんてん)の一つひとつが細かい
  • 鼻のまわりや目の下・頬にかけて広っている
  • 人によっては、顔だけでなく、首からデコルテや胸元・腕、背中に現れる

それに対して、シミと呼ばれるものは一般的に紫外線の影響でできる「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」のことを言います。

加齢とともにできやすく、50代以降女性のうち8割がシミに悩んでいると言われるほど。

紫外線を浴びる機会が多ければ、20代でもシミになります。

シミは、

  • 40歳ごろから頻繁に見られるようになる
  • 紫外線を浴びる機会が多ければ20代でもではじめる
  • 形は薄い茶色の円形・楕円形で境界線がはっきりとしている
  • 紫外線を多く浴びた箇所に現れる

そばかすの方が場所が顔まわりというのに対し、シミは全身至るところに出てくるということです。

 

そばかすを濃くしない方法は?





そばかすの主な原因は遺伝です。

そのため、残念ながら完全に防ぐのは難しいです。

ですが、予防すれば目立たなくなります。

「そばかすを濃くしてしまうのは紫外線の影響です」

したがって、このような予防がおすすめです↓

・まいにち日焼け止めを塗りましょう

・日差しが強い日には、UVカット効果の高い帽子や日傘も併用しましょう

・ビタミンCを積極的に取りましょう

 

まいにち日焼け止めを塗りましょう

紫外線は夏だけではなく、どの季節でも、曇りの日でも紫外線はでています。

ちょっとした外出でも、紫外線を浴びないために必ず日焼け止めを塗るクセをつけましょう。

日焼け止めは汗や皮脂ですぐに落ちてしまうので、2〜3時間おきに塗り直すのがベターです。

 

日差しが強い日には、UVカット効果の高い帽子や日傘も併用しましょう

日焼け止めだけでは、塗ってはいるけど完全に紫外線をカットしきれません。

UVカットの高い帽子屋日傘を使い、日差しを直に受けないように予防を行なっていきましょう。

 

ビタミンCを積極的に取りましょう

ビタミンCは、肌の新陳代謝を上げてくれるため、ターンオーバーが改善され、メラニン色素が排出しやすくなります。

人間は、体内でビタミンCを生成することができません。

そのため、サプリメントでビタミンCを摂取したり、ビタミンCの多い食べ物を積極的に選ぶようにしましょう。

以下、ビタミンCの多い食材「TOP3」をジャンルごとに分けています↓

※100g中に含まれているビタミンC量です

【イモ類】

TOP1 : じゃがいも(35mg)

TOP2 : さつまいも(29mg)

TOP3 : むらさきいも(29mg)

【種実類】

TOP1 : しい(110mg)

TOP2 : 日本ぐり(33mg)

TOP3 : はす(27mg)

【野菜類

TOP1 : 赤ピーマン(170mg)

TOP2 : めきゃべつ(160mg)

TOP3 : 黄ピーマン(150mg)

 

筋トレをしている人がよく食べているブロッコリーももちろん120mgでおすすめ!

【果実類】

TOP1 : アセロラ(1700mg)

TOP2 : グアバ(220mg)

TOP3 : キウイフルーツ緑(140mg)

【海藻類】

TOP1 : 焼き海苔(210mg)

TOP2 : 干し海苔(160mg)

【肉類】

TOP1 : ショルダーハム(55mg)

TOP2 : ロースハム(50mg)

TOP3 : ロースベーコン(50mg)

 

全部の食材でビタミンCが多い食材「TOP5」

TOP1 : アセロラ(1700mg)

TOP2 : グアバ(220mg)

TOP3 : 焼き海苔(210mg)

TOP4 : 赤ビーマン(170mg)

TOP5 : めきゃべつと焼き海苔(160mg)

出典:日本食品成分表 文部科学省

 

体の外側と内側から対策すると、そばかすの悪化を防げます。

まとめ

いかがでしたか?

そばかすの原因は遺伝と考えられており、子どもの頃から発生します。

「それなら仕方ないか…」と諦めないで!

一般的なシミである「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」とは別物ですが、対策は同じです。

日焼け止めを塗る習慣や紫外線の予防、まいにちのビタミンC摂取で、目立たなくすることは可能です。

できてしまったそばかずが濃くなったり増えたりしないよう、しっかりケアしましょう。