アルコール消毒がしみる!?【症状別】手の乾燥(手荒れ)を改善する方法

アルコール消毒がしみる!?【症状別】手の乾燥(手荒れ)を改善する方法

この記事はこんな方におすすめ
・手荒れの改善方法が知りたい
・手の乾燥がひどいからなんとかしたい

最近手がカサカサする…

外出先のアルコール消毒がしみて痛い…

タイツや衣類に指がひっかかってしまう…

この記事は手の乾燥・手荒れに悩んでいる人に読んで欲しい記事です。

手の乾燥や手荒れは、寒い時期になればなるほどひどくなっていきますよね…

筆者も、手の乾燥で悩んでいるうちの一人です。

辛いですよね…

そんな手の乾燥や手荒れで悩んでいる方、実はほとんどの場合は、普段の手入れで改善に向かうことができます。

ここでは症状(状態)別にどんな対策を取ればよいのか、分かりやすく説明していきますね。

なぜ、手が乾燥・荒れてしまうのか?

この記事のタイトルでもある、手の乾燥や手荒れはなぜ起こるのでしょうか?

それは、私たちは生活をする上で、いろんな物に触れるからです。

そしていろんな物に触れるときは、ほとんど手を使っています。

例えば、せっけんで手を洗う・シャンプーをするなど、薬剤をつかって何かをするときにもかならず手を使っていますよね。

そう言った、化学的な刺激や手に付くものによって手が乾燥してしまったり、荒れてしまうのです。

手に付くものが原因で起こる手荒れが、
約70%を占めると言われているぞ!

もちろん、症状(状態)はさまざまです。

どんな対策を取れば良いのか、次で説明していきます↓

手指がカサカサ・プツプツするなら手洗い注意

指先や指の腹がカサカサ(粉吹き)・プツプツするのは、手荒れが始まっている証拠です。

寒い季節は空気が乾燥している上、お湯を使う機会が増えます。

手・体を洗うときに温度の高いお湯を使うと、油分が多く失われてしまいます。

基本的に40度以上の温度の高いお湯を使うと、油分が失われやすいと言われています。

さらに手に残った水分を拭き取らずに、水分が残った状態にしてしまうと、蒸発と一緒に皮膚の乾燥が進んでしまうのです。

これが、指先や指の腹がカサカサ(粉吹き)・プツプツしてしまう主な原因です。

そんな手荒れが始まっている方の改善法がこちらです↓

改善法

  • できればお湯は、39〜40度までのぬるま湯にし、水分が残らないようにやさしく拭き取るようにしましょう
  • カサカサ・プツプツといった軽症なら、寝る前にハンドクリームを塗るだけでもじゅうぶん改善するでしょう。

手指がかゆい・赤いなら刺激を避けて

手の甲や指先にかゆみ・赤みが出ていれば、手荒れが進行している状態です。

日常的に洗剤を使う主婦や主夫の方、水仕事である美容師・調理師の方がよく発症します。

水を使うことは、手の乾燥や手荒れの一因ですが、洗剤やカラー剤などの生活や仕事で必ず使う薬剤も、手荒れをさらに進行させてしまう大きな原因です。

また、最近ではスーパーや飲食店の店頭でアルコール消毒が習慣になっているので、そのせいで手が荒れている人も多くいらっしゃいます。

そんな手荒れが進行している状態の方の改善法はこちらです↓

改善法

  • 一般販売されている肌にやさしい消毒液を持ち運べば、入店する際に痛みやひりつきを感じなくなるでしょう。
  • 可能なら手袋を着用して、水や洗剤に直接触れないようにしましょう
  • 手がかゆい・赤い場合は保湿効果の高い尿素配合のクリームがおすすめです。

手指があかぎれ・ひび割れしているなら病院へ

手全体にあかぎれ(しもやけ)・ひび割れ・裂け・ただれ(水ぶくれ)が見られるようなら手湿疹です。

何もしなくともチクチク(ジクジク)したり出血したりしていませんか?

もし、手全体がチクチク(ジクジク)したり出血したりしていたら、いますぐ皮膚科での専門的なケアが必要です。

あかぎれ(しもやけ)・ひび割れ・裂け・ただれ(水ぶくれ)が見られるような状態になってしまっている場合は、ハンドクリームでは治らない可能性がほとんどですので、できるかぎり早めに病院に行ってくださいね。

そんな手湿疹の方の改善法はこちらです↓

改善法

  • 皮膚科での専門的なケアを!
  • どうしても病院へ行く時間がない時はステロイドが含まれた塗り薬を使用しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

「手が乾燥しているから、ハンドクリームを塗っておけばいいか」と軽く考えてはいけません。

カサカサ・プツプツといった軽症ならクリームで改善しますが、毎日熱いお湯や洗剤・アルコールに触れていれば、どんどん悪化してしまいます

ひどくなると赤み・ひび割れ・水ぶくれなどが発生します。

これでは日常生活もつらいですし、病院に行かなければいけません。

乾燥の原因を避けて日々のセルフケアを行えば、ほとんどの場合は改善につながります。

症状別に対策方法を確認し、うるおった美しい手を目指しましょう。