精神的に疲れた時に現れる3つの症状~3つの解決方法もご紹介!

精神的に疲れた時に現れる3つの症状~3つの解決方法もご紹介!

この記事はこんな方におすすめ!

・最近精神的に疲れている

・精神的な疲労をなんとか解決させたい

「精神的に疲れていて毎日楽しくないなぁ…」

「カラダがだるくて精神的に疲れている感じがする」

こんな方にぜひ読んで欲しい記事です。

記事をじっくりと読んでみて、疲れを自覚してストレスの解消に努めましょう。

はじめに

精神的に疲れた時に現れる3つの症状~3つの解決方法もご紹介!

 

厚生労働省の調査によりますと、約4割の人々が慢性的に疲れを感じており、中には日常生活にまで支障をきたすような疲労に悩む方も少なくないことが分かります。

社会が複雑化し、ストレスに溢れるなかで生活し続けることによって、不安や焦りなどを強く感じるようになり、いつしか精神的な疲労へと変わっていきます。

精神的な疲れは、休息を求める脳からのメッセージです。

ストレスを、

「一晩眠れば良くなる」

「気の持ちよう」

「自身の甘え」

などと軽く受け止めていると、うつ病をはじめとするメンタル疾患を引き起こしてしまう原因となってしまいます。

しかし、うつ病を発症しても「自分はうつ病にはならない」と考えてしまう方はとても多く、気付いたときには悪化させてしまい、なかなか改善しないということも見られます。

そのため精神的な疲れを感じ、さまざまな症状に悩まされているのであれば、きちんとその解消法に取り組むことが大事です。

ここでは精神的に疲れた時に現れる症状をご紹介し、解決法についてもお伝えしていきます。

精神的に疲れた時に現れる3つの症状

精神的に疲れた時に現れる3つの症状~3つの解決方法もご紹介!

 

・集中できなくなったり、やる気がなくなってしまう

・「疲れた」と感じて体がだるく、寝ても疲れが取れない

・頭痛や微熱、筋肉痛、のどの痛みなどがおさまらない

精神的に疲れた時には、精神面だけではなく、身体面においてもさまざまな症状となって現れます。

これは自律神経の働きが大きな影響を与えるためだと考えられています。

精神的なストレスを感じ続けていることによって、ストレスのないリラックスできる場面においても緊張し続けてしまい、心身をうまく休めることができないのです。

それが、さまざまな症状となって身体に現れるようになりますので、まずはその症状に気付いて自覚することが大切です。

 

集中できなくなったり、やる気がなくなってしまう

自律神経のはたらきが活発であれば、大事な仕事の場面や集中して勉強したいシーンなどにおいて、緊張感を持って取り組むことができます。

また、その緊張感があるシーンを終えると、リラックスして心身を整えることができるような仕組みになっているのです。

しかしストレスをかけ続けていると、リラックスできる場面でも不安や焦りを感じてしまって、うまく心身を休ませることができません。

つまりオンとオフのスイッチがうまく働かなくなってしまい、ついにはオンのスイッチを入れても集中力や意欲を高めることができなくなってしまうのです。

 

「疲れた」と感じて体がだるく、寝ても疲れが取れない

精神的な疲れは、肉体にまで疲れを感じさせるようになってしまい、一晩寝たからと言って疲れをうまく取れないようになってしまいます。

これは自律神経が乱れることによってホルモンバランスを崩している状態であるといえます。

私たちの脳内にはさまざまなホルモンが分泌されており、そのホルモンによって免疫力を高めたり、体の機能を調整したりすることができるようになっています。

寝ても寝ても疲れが取れないというのは、脳が「疲れた」という指令を送っており、ホルモン分泌のバランスが乱れているからなのです。

そのため、精神的なストレスはうまく解消させるようにして、リラックスに努めることが大切なのです。

 

頭痛や微熱、筋肉痛、のどの痛みなどがおさまらない

精神的な疲れが蓄積してくると、頭痛や肩こり、微熱など、痛みや発熱などの慢性的な症状に悩まされることがあります。

ストレスによってうまく心身を休めることができていないと、どのような場面においても緊張しているような状態になってしまいます。

すると体内の血流が低下したり、体温を保つことができなくなったり、免疫力を低下させてしまうようなことが起きてしまうのです。

このような症状が起きて検査を受けてみても、悪いところが見つかりません。

精神的に疲れた時の3つの解決法

精神的に疲れた時に現れる3つの症状~3つの解決方法もご紹介!



・生活リズムを整える

・適度な運動を行う

・疲れが取れない時には精神科や心療内科などに相談を

精神的に疲れた時には、冒頭からお伝えした通り自律神経のはたらきが乱れていますから、整えることが必要となります。

ここではどのようにすれば、自律神経の働きを調整することができるのかまとめてみました。

 

生活リズムを整える

自立神経の働きを整えるために、もっとも重要なことは「生活リズムを整える」ことであると言えます。

自分自身の生活リズムを見直してみましょう。

夜更かししているようなことはないでしょうか、仕事の休みである週末に寝だめと言って、一日中寝ているようなことはないでしょうか。

仕事が忙しいという方であっても、帰宅したらリラックスして過ごすようにします。

就寝の2時間前までには入浴を済ますようにすると、うまく深い入眠に繋ぐことができますから、おすすめです。

食事の時間も決めておくようにすると、自然に生活リズムを構築することが可能です。

栄養のバランスにも気を配っておきましょう。

栄養についてはこちらの記事もおすすめです↓

三大栄養素とは?分かりやすくまとめてみた!三大栄養素とは?分かりやすくまとめてみた!

スマートフォンやテレビは、脳を覚醒させる作用がありますから、こちらも就寝の2時間前までにはやめるようにしておきます。

さらに、休日でもリズムを崩さないように、起床時間も平日と2時間以上ずらさないように心がけることが大事です。

また、起床時にカーテンを開けるなどして、日光をしっかりと浴びておくと、脳内ホルモンをしっかりと分泌させることができますので、自律神経を調整するのに役立ちます。

 

適度な運動を行う

適度な運動は、精神的な疲れを解消させるはたらきがあり、脳の働きを活発にする作用があることから、自律神経を整えることができます。

自身の生活を振り返ってみると、まったく運動をしていないという方も多いのではないでしょうか。

一日、15~30分程度のウォーキングをつづけるだけでも、大きな効果を期待することができます。

たとえば、会社の最寄り駅の一つ手前で下車して歩いてみたり、エレベーターをつかわずに階段をつかってみたり、歩いて帰宅するようなことだけでも、適度な運動になります。

またデスクワーク中心の方でも、精神的に疲れたと感じた際には、席を離れて背伸びするなどストレッチすることによって血流を改善させることができますので、ストレスの解消効果が期待できます。

意識してカラダを動かすようにすれば、運動が日常化しますから、うまくストレスを解消させることにつながります。

 

疲れが取れない時には精神科や心療内科などに相談を

上記のような取り組みをしても、精神的な疲れが取れない、眠れない、やる気が起きない、などの症状が続く場合には、精神科や心療内科などに相談してみましょう。

ストレスを解消できずに積み重ねていると、うつ病はじめとするメンタル疾患を引き起こしてしまう可能性があります。

もし気になる症状が2週間以上も継続している場合には、すでに何らかの治療が必要であるかもしれません。

そのまま放置してしまうと、うつ病など大きな病気を引き起こしてしまうかもしれませんし、なかなか治らない状態になってしまうこともあります。

どのような症状が現れているのか専門医に伝えることによって、適切な治療に取り組むことができます。

メンタル疾患は決して気の病ではなく、脳の病気であるということを理解しておくことが大事です。

まとめ

精神的に疲れた時の症状と、その解決法についてお伝えしました。

特徴的な症状をまとめると次の通りです。

・集中できなくなったり、やる気がなくなってしまう

・「疲れた」と感じて体がだるく、寝ても疲れが取れない

・頭痛や微熱、筋肉痛、のどの痛みなどがおさまらない

心だけではなく、身体にも症状が現れるのが特徴で、いくつもの症状が同時に現れることも珍しくありません。

解消法としては、次の通りです。

・生活リズムを整える

・適度な運動を行う

・疲れが取れない時には精神科や心療内科などに相談を

まずは規則正しい生活を心がけるようにします。

それでも気になる症状が続くようであれば、メンタルクリニックなどに受診して、専門医に相談するようにしましょう。

自分自身の心とカラダは、自分自身で自覚・気づいてあげないといけません。