この記事はこんな方におすすめ!
・体にできたニキビが悪化している
・体にできたニキビを治したい
「背中に赤いプツプツができた…」
「生理前後は首やデコルテ・胸にニキビができる…」
「腕のニキビがかゆくてかゆくて仕方がない…」
この記事は体にできたニキビに悩んでいる人に読んで欲しい記事です。
赤み・かゆみをどうにか軽くしようとして、自己流で対応していませんか?
もしかしたらその対応、間違っているかもしれません。
ここでは体にできたニキビへの間違えやすい対応と正しい対応について、分かりやすく説明していきますね。
体にできるニキビは顔ニキビとはちがう!
お尻や背中、首、肩、デコルテ、胸など体にできるニキビはいろんなところに発生しますよね。
実は体にできるニキビは、顔にできるニキビとは違うということはご存知でしたか?
顔にできるニキビは、毛穴が塞がれて皮脂が詰まっているのが大きな原因です。
それに対して、体にできるニキビは、もともと人間の皮膚に存在する常在菌(黄色ブドウ球菌やマラセチア菌など)が毛穴に入り込み、炎症を起こすことで発生します。
またその他にもキズ、摩擦などの刺激や紫外線、汗などさまざまなことが原因でニキビができてしまうのです。
では、体にできたニキビを悪化させてしまう習慣はどのようなものなのでしょうか?
次で説明していきます↓
NG習慣1 : 体をゴシゴシ洗う
「ニキビができたのは汚れがきちんと取れていないからだ!」
「しっかり洗わないからダメなんだ!」
と思い込み、力強く洗っていませんか?
体を洗うときにゴシゴシ強くこするのはもってのほかです。
体をゴシゴシ力強く洗うことは逆に肌を傷つけ、ニキビをつぶしたりシミを増やしたりしてしまいます。
また、体を洗うナイロンタオルやボディブラシなどの化学繊維も、同じく肌を傷つけてしまいます。
【正しい対応】
- 体を洗うボディブラシやタオルは綿などのやわらかい素材のものを選ぶと肌を傷をつけにくくなります。
- 石鹸・ボディソープをもこもこに泡立たせ、素手でやさしく洗っていくのがベター。
最近では、プッシュするだけで泡が出てくる泡ボディウォッシュもたくさん売られていますよね。
こうした物を購入してみると良いと思います。
ちなみにシャンプーやリンスの洗い残しもニキビの原因になりやすいので、髪を洗ってから体を洗うようにしましょう!
NG習慣2 : 布団・枕は月1回交換すればいい
1日8時間ほど肌に触れているお布団カバー・枕カバー。
寝るときには必要不可欠な寝具を、どれぐらいの頻度で洗濯していますか?
夜中や朝方にかゆみを感じるなら、寝具の汚れのせいかも。
見た目は汚れていなく見えても、汗や皮脂が付着しています。
そして付着した汗や皮脂をダニや雑菌が好んで繁殖します。
その結果、ニキビができていしまいます。
洋服や下着と同じで、使い回しは完全にアウトです!
寝ている間は、汗や皮脂がたくさん出ているので「月に1回は交換したほうがいい」と聞きますよね。
でも可能なら、毎日交換したいところです。
【正しい対応】
- 最低でも1週間に1回のペースで布団カバーや枕カバーを洗濯しましょう。
- 枕をそのまま使わずタオルを敷いて寝る。タオルは毎日取り替える。
洗わない期間が長ければ長いほどダニや雑菌が繁殖する可能性が高いです。
こまめに布団・枕などの寝具を取り替えることで、体にできたニキビの症状が軽くなります。
NG習慣3 : 油分の高いクリームでたっぷり保湿する
顔のニキビは乾燥が原因とよく言われますから、体にも同じくボディクリームをぬり、保湿したくなりますよね。
ですが、油分のたっぷり入ったクリームは
逆に毛穴を詰まらせ、体ニキビの赤みやかゆみを悪化させてしまう
塗りすぎて過剰保湿することにより、赤ら顔になってしまったりニキビをつくりだす原因になってしまう
このようなことになってしまうので要注意です。
【正しい対応】
- 体には低刺激性の化粧水やクリームを使いましょう。
- ボディ用の保湿剤や薬用のものを選ぶようにしましょう。
薬局に行くと、「敏感肌用」や「低刺激」などをうたっているボディ用のものがたくさん並んでいます。
顔は顔、体は体と別々にするのは大変ですが、顔のケア同様、体もしっかりケアをしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
背中や胸にできた体ニキビはできる限り早く治したいですよね。
ですが、正しい対応策を知らなければ、赤み・かゆみが強くなったりニキビ跡が残ったりしてしまいます。
お風呂ではやさしく洗うこと、布団・枕は週1で取りかること、刺激や油分の少ないクリームを使うこと。
自分の体にしても、体に触れる物にしても、清潔に保つということが重要です。
正しい対応で生活習慣を見直していけば、体ニキビの改善と予防ができるでしょう。