この記事はこんな方におすすめ!
・BCAAって名前だけ知ってるけどよく分かっていない
・ジムでみんなが飲んでいる色の付いた飲み物が気になっている
「ジムに通ってるけど、なにを飲んで動けばいいの?」
「ジムでよく見かける色のついた水ってなに?」
ジムに通っていて、とくに運動が初めてのかたは特にこのような疑問にたどり着くのではないでしょうか?
そんなかたにこの記事はおすすめです。
ジムで飲んでいるのはBCAA!
ジムに行くと、高い確率でトレーニング中に飲まれているのが、BCAAというサプリメントです。
BCAAは粉末状のものを飲むタイプのものから、ドリンクに入れるタイプのものなど、さまざまな飲み方があります。
男女問わず、筋トレをしているかたであれば積極的に取り入れたいサプリメントです。
今回は、ジムで取り入れたいBCAAについて分かりやすく紹介します。
はじめに理解したいアミノ酸のこと
わたしたちのカラダは、20種類のアミノ酸からできています。
20種類あるアミノ酸は、
「カラダでつくることのできないアミノ酸→必須アミノ酸」
「カラダの中でつくられるアミノ酸→非必須アミノ酸」
この2つに分けることができます。
以下が2つに振り分けた20種類ですが、この記事では覚えたりする必要はありません。
さらっとここは読み進めてください↓
カラダでつくることができないアミノ酸(必須アミノ酸)
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- メチオニン
- リジン
- フェニルアラニン
- トリプトファン
- スレオニン
- ヒスチジン
カラダの中でつくられるアミノ酸(非必須アミノ酸)
- アルギニン
- グリシン
- アラニン
- セリン
- チロシン
- システイン
- アスパラギン
- グルタミン
- プロリン
- アスパラギン酸
- グルタミン酸
この2つに分けかれているアミノ酸ですが、カラダでつくることができないアミノ酸(必須アミノ酸)は文字のとおり、体内では合成されないので、かならず食物から補給しなければならないということになります。
そんな必須アミノ酸の中のいくつかのアミノ酸が、ジムで多くのかたが飲んでいるBCAAなのです。
BCAAってなに?
20種類あるアミノ酸の中で、カラダでつくることができないアミノ酸(必須アミノ酸)は9種類あると、先ほど説明しました。
9種類ある必須アミノ酸のうち、「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3つの必須アミノ酸が入っているのがBCAAです。
「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」は、筋肉内のたんぱく質に含まれる、必須アミノ酸の約35%を占めており、筋肉を構成している大切な主成分なのです。
この「BCAA」をジムでトレーニング中に摂ることにより、トレーニング中のエネルギー供給が効率的に行われるのです。
なぜBCAAを摂る必要があるの?
BCAAは摂取すると、筋肉の組織の素材となって筋肉作りに役立ちます。
バリン
- 筋肉をつくるのにロイシン、イソロイシンよりも特に大切です。
ロイシン
- 子どもの成長や大人の筋肉維持に必要です。
- 筋たんぱくの分解を抑制したり、合成を促進するという2つの働きがあり、筋肉維持や筋力をアップしたい人には特に大切です。
イソロイシン
- タンパク質や筋肉をつくるのに大切です。
- ヘモグロビンを形成するのに必要です。
ほとんどのアミノ酸が肝臓で代謝されるのに対し、BCAAはほとんどが筋肉に運ばれ代謝されます。
筋肉のエネルギー代謝に深くかかわっているからです。
激しい運動や筋トレをすると、筋肉が損傷します。
その損傷を回復させようと、筋肉中のたんぱく質が分解されてエネルギー源として利用されはじめてしまいます。
そこでBCAAを補給すれば、筋肉をつくったり維持するのに必要なアミノ酸が入っているので、筋肉中のたんぱく質の分解を防ぎ、さらには筋肉の損傷をすばやく回復してくれます。
また、BCAAには筋肉痛や筋肉疲労の軽減や気力の低下、集中力の低下も防止すると考えられています。
以上のことが理由で、筋トレ中にBCAAを活用するかたが数多くいるのです。
イメージでいうと、運動するときのコンディションをキープしてくれるサプリメントといったところでしょうか。
【一旦まとめ】
BCAAをジムでの運動中に摂るということは、
- 筋肉中のたんぱく質が分解されるのを防ぐため
- 筋肉の損傷をすばやく回復してくれるため
- 筋肉痛や筋肉疲労の軽減のため
- 気力の低下、集中力の低下を防止するため
BCAAを摂取するタイミングはいつ?
BCAAを摂取するタイミングは、以下のようなタイミングがおすすめです↓
筋トレ中のほかにも、筋肉に栄養が足りない状況のときは、積極的に取り入れたいです。
寝起きすぐに
- 長く寝ているあいだは栄養が摂れない状況がつづくため、起きたてすぐにBCAAを飲んで筋肉に栄養を送ることで筋肉の分解を防ぐため
ジムでの筋トレ中
- 激しい運動や筋トレをすることで筋肉中のタンパク質が分解されるのを防ぐため
- 筋肉の損傷をすばやく回復してくれるため
- 筋肉痛や筋肉疲労の軽減のため
- 気力の低下、集中力の低下を防止するため
人によっては筋トレ直後
- 激しい運動や筋トレ後の筋肉の分解を防ぐため
- 筋肉の損傷をすばやく回復してくれるため
日中の飲み物として
- 食事の間の筋肉の分解を防ぐため
1回でどれぐらいの量?
商品によって、摂る目安の量が変わってきます。
含有量が商品によってちがうからです。
目安の量は、商品に記載されている量を目安にしてください。
まとめ
いかがでしたか?
この記事を読んだかたは、もうBCAAを摂取せずにはいられないはずです。
摂取することでプラスになる要素しかありませんよね。
むしろ、摂らないで筋トレをするのがもったいないぐらいです。
ぜひ、次ジムにいったときはBCAAを活用してみてください。